ペットのニオイ対策には空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器のどれがいい?

ペットのニオイ対策には空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器のどれがいい?

IKEAで買ってきた小さな枕がお気に入りなゆず先輩


↑IKEAで買ってきた小さな枕がお気に入りなゆず先輩。

いやぁ〜暑いですね〜

このブログも私が思っているより多くの方に見ていただいているようで、最近ちょくちょくお問い合わせをいただきます。ありがとうございます_(._.)_

問い合わせ内容は、「多頭飼いにおすすめのオゾン発生器を教えてほしい」とか「オゾン発生器より次亜塩素酸装置の方がいいでしょうか?」とか、あとは何故か「お宅のゆずちゃん、かわいいですね。うちの○○ちゃん(猫or犬)もかわいいですよ。うちの子の写メも送りますね」という癒やされるものまで。

そんなわけで、今回は「空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器、どれがいいのかな」という点と「多頭飼いしているお家におすすめの機器」なんかについて書いていきたいと思います。

うちのように、ペットを飼っているご家庭は多いと思いますが、ペットのニオイにはどう対処していますか?

犬や猫は定期的なシャンプーをして、散歩に行った後の汚れや体毛のニオイをキレイにできます。ですが、ペットを飼っているとどうしても起こるのが「その他のペット臭」です。

このペット臭の原因はさまざまで、体から出るニオイもあればケージやトイレなどの設置物から臭うこともあります。単に部屋の換気が悪いといった問題もあるかも知れませんが、これだけでは解決できないことの方が多いため基本的には消臭や脱臭をした方がいいです。

消臭や脱臭ときけば、空気清浄機を想像する方が多いと思います。ですが、強力な空気清浄機であっても、空気清浄機では本格的な消臭や脱臭はできません。空気清浄機はもともとフィルター吸着によってチリやホコリを除去するための機器です。次亜塩素酸装置やオゾン発生器は消臭・脱臭に有効です。

これら3つの機器は、それぞれが違った効果を発揮するため、用途によって使い分けをするのがベストです。

この記事では、それぞれの役割や作用、ペットへの影響などの気になることをお話していきます。人ではなくペットに着目して書いているので、現在ご自宅に空気清浄機を置いているという方も、ぜひ参考にしてくださいね。
 

空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器はペットのニオイにどう作用するのか?

それでは、空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器と、この3つの機器がペットにどのような作用をするのか、それぞれ見ていきましょう。
 

空気清浄機

空気清浄機

空気清浄機


実際に使用している方も多いのが、この空気清浄機です。

空気清浄機はさまざまなメーカーから販売されており、どんどん新しい機能や性能が増えています。そして、消臭や脱臭機能が付いている製品が結構あります。空気もキレイにしてニオイも取れるのなら、これで十分だと思うかもしれませんが、実はこれが意外とそうでもないということをご存知でしょうか?

実は、空気清浄機についている消臭・脱臭機能はおまけの機能で、あまり役に立たない場合が多いのが現状です。

そもそも、空気清浄機の目的は、花粉やホコリなどのハウスダスト、タバコ臭などの除去。空気を清浄するのが目的ですから、消臭機能はついていても空気中の汚れを取り除くのには優れています。ですが、ペットのニオイのもとになっているのは、アンモニアがほとんどのため対象外なのです。

それでは、何が効果的なのかというと「脱臭機」が最適といえます。なんとなく空気清浄機と似ていますが、似て非なるものです。

空気清浄機は上述したように、花粉やホコリなどの飛散物を吸い取り、空気がキレイな環境をつくるのが目的であり特徴でありますが、脱臭機は違います。ホコリやチリより小さな菌や物質から発生するニオイ分子を、特殊なフィルターや装置で分解除去し、ニオイをの原因となる菌やウイルスを根本から消し去ることを目的とした機器です。

このことから、ペット臭を空気清浄機で消臭することは難しいといえます。ただし、空気中に漂うペットの毛などは吸い取りキレイにしてくれるでしょう。(逆に、こういうことは次亜塩素酸装置やオゾン発生器ではできません)
 

次亜塩素酸装置

次亜塩素酸装置

出典:Panasonic ジアイーノ


次亜塩素酸装置という名前を聞いたことがあるでしょうか。「次亜塩素酸」は、除菌力やウイルス抑制力に優れており、厚生労働省のウイルス抑制マニュアルでも、介護施設や保健所でのウイルス対策として紹介されている成分です。プールやほ乳瓶の除菌、水道水の浄化、野菜の洗浄など、幅広い分野で活用されていますし、もちろんペットのニオイ対策にも最適です。

ペットを飼っていると、空気中の菌やウイルスなどの浮遊菌だけでなく、部屋の床や壁、カーテンなどの付着菌や付着ウイルスへの対策も重要になります。つい、ケージ周りやソファなどの人が触る頻度が高い場所をメインにしがちですが、浮遊菌は室内のどこにでも行き渡る可能性があり、注意が必要です。

次亜塩素酸は、さまざまなウイルスや細菌を殺菌、除菌するのに適しているため、ニオイの元である細菌を除去しキレイに脱臭します。一時的に発するニオイはもちろん、発生し続ける頑固なニオイも脱臭するのでおすすめです。私はまだ購入していませんが、今、次亜塩素酸装置を購入するならジアイーノがおすすめです。ただ、10万円以上します…決してコスパは悪くないが、高い…orz

ただ、デメリットは次亜塩素酸には残留性がある点です。
 

オゾン発生器

トイレ近くにもオゾンクルーラーを設置

トイレ近くにもオゾンクルーラーを設置


オゾン発生器というものをご存知でしょうか?オゾンは地球の周りにあるオゾン層と同じなのですが、危険ということはありません。オゾン発生器を知らないという方のために、説明します。

オゾン(O3)は、 酸素原子(O)が3つ結合したもので、強力な酸化力を持っています。この酸素原子が他の物質と結合する時に強力な酸化力を発揮することで脱臭、殺菌、鮮度保持などの優れた効果があります。この作用が、ペットのニオイの元を分解するため、ニオイそのものを消し去ってしまうのです。
詳しくは「オゾン発生器とは」をご覧下さい。

そして次亜塩素酸と同じく、除菌力が強いのでペットの排泄やケージなどに付着している細菌を除菌する効果もあります。ペットが排泄をした際すぐに片づけられればいいのですが、人間と違いペットの排泄物は室内にそのままある場合が多いので、どうしても細菌やウイルスの問題が気になるところです。特にご家族に小さいお子さんがいる場合などは注意しなければいけません。

オゾン発生器は、室内に微量のオゾンを発生させ、空気中に漂っている細菌を除菌し、脱臭します。もちろん人や動物に影響を与えない濃度ですので、安心して使用できます。さらにオゾンの良いところは、皮脂の汚れも分解するので、ペットの毛艶が良くなり毛も柔らかくなるのがポイントです。

また、オゾンは、菌の繁殖を防ぐ力も持っているため、一度除菌したあとに新たな菌が発生するということがなく清潔を保てます。

このようにオゾン発生器は、脱臭、除菌、殺菌、防菌、ヘアケアとたくさんの有用効果があるので、ペット臭に悩んでいる方にはおすすめです。それぞれが、独自の性能・機能を備えているので迷うところですが、空気清浄機はあくまで空気中の汚れや花粉を取り除くためであり、「ペット臭をどうにかしたい」という方には、次亜塩素酸装置かオゾン発生器が最適でしょう。
 

ペットの体に悪影響はないか?

ペットの体に悪影響はないか?
人間と違って、犬や猫などの動物はより聴覚が発達しており音に敏感です。ペットの種類にもよりますが、脱臭機の運転音があまりにも大きすぎるとストレスになってしまうケースがあるので注意しましょう。特に小さい動物では、ストレスによる急死する場合もあります。また、機器のメンテナンスや清掃などせず放置すると、そこにカビが発生したりすることも。ペットだけではなく飼い主にも害が及ぶことにもなりかねません。

【音】
空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器ともに、運転音はどうしても避けられません。今は運転音も静かになった機器もありますが、機能の設定を変えたときにかなりの音を発する場合もあります。たとえば、加湿運転に変えたときなどです。空気清浄のみで運転しているときは静かでも、加湿機能でストレスを感じるような音になることもあるので、一概にはいえないのが現状です。

これは、どの機器でも同じことがいえます。次亜塩素酸装置とオゾン発生器は、機器から次亜塩素酸とオゾンを発生させるため、それらを室内に飛ばすためファンの音が多少なりとも出てしまうのです。もし気になる場合は、音を抑える静音設計のものか、強弱のモード設定ができるものを選びましょう。基本的に強より弱の方が音が低いので、もしペットがストレスを感じているようなら弱モードで様子をみることです。

また、機器自体をペットから離して使うのも音対策になります。ニオイの元から離してもきちんと脱臭できるのか心配になるかも知れませんが、次亜塩素酸装置やオゾン発生器は、室内全体に広がるのでどこに置いても同じ効果が得られるので問題はありません。

【菌の繁殖・清掃】
いずれにしても、定期的な清掃やメンテナンスは必要です。空気清浄機は、なかのフィルターに空気中の花粉やホコリなどを吸着させるため、どうしてもフィルターが汚れてしまいこまめな清掃が必要不可欠です。次亜塩素酸装置やオゾン発生器と違い、菌そのものを消滅させるわけではないため、吸着したままでそこに留まります。それが増殖してしまうと、人体やペットにも悪影響ですので、1ヶ月に1回など定期的に清掃することをおすすめします。

次亜塩素酸装置やオゾン発生器もメンテナンスは必要ですが、空気清浄機ほどではありません。そもそもこれらは、空気中や細菌やウイルスそのものを不活化し、菌やウイルスとしての働きをさせなくするため、空気清浄機のようにフィルターに溜めることがないのです。そのため、フィルターを洗うという手間はありません。

ただ、普通にお手入れは必要になります。次亜塩素酸装置は水を入れるタンクやトレーなどを水洗いしたり、本体の吸気口を濡らしてよく絞った柔らかい布で拭く、あるいは掃除機などで汚れを吸い取るなど。オゾン発生器の場合は、上ブタを外してオゾン発生器を水で濡らした綿棒で拭くだけでいい機器もあります。これだけでオゾンの能力は正常に機能するので、いたって簡単です。

脱臭機能は大事ですが、いちばんはペットや人体に悪影響がないこと。せっかくペット臭を取り除いても、肝心のペットや飼い主のストレスになり、体に悪影響が出てしまっては意味がありません。こういった機器を購入したあとは、こまめな清掃を心がけましょう。
 

それぞれの除菌効果は?

それぞれの除菌効果は?

それぞれの除菌効果は?


それぞれの脱臭効果については上述しましたが、除菌効果はあるのでしょうか?

空気清浄機にもさまざまな種類や機能が追加されており、「除菌・殺菌」といった言葉はどの消臭器・脱臭機にも当たり前のようについています。しかし、菌は目に見えないため実際にきちんと除菌されているのかどうかわかりませんよね。

ただ最近では、空気清浄機でも従来の空気清浄機能に加え、細菌やウイルス、カビなどの雑菌を不活化(ウイルスや菌類の活動を抑制すること)させる紫外線除菌ランプを搭載した、強力な除菌効果を発揮する高性能空気清浄機も開発されているので、従来よりも除菌効果はあるかも知れません。

また、次亜塩素酸装置とオゾン発生器は、除菌・殺菌に優れているのが特徴です。どちらも空気中の浮遊菌や壁や床などの付着菌に抜群の効果を発揮します。しかし、次亜塩素酸は残留することで効果が持続し、細菌の細胞壁を通過して細胞内の酵素を攻撃するため、くり返し使用するうちに耐性菌ができやすくなります。

一方、オゾン発生器は、細菌やウイルスを強い酸化力で細菌の細胞壁を直接攻撃して瞬時に溶菌(分解すること)し、耐性菌をできにくくします。さらに、オゾンは他の物質(細菌やウイルスなど)と結合すると、すぐに安全な酸素に変化するので、人やペットの皮膚や環境にもやさしいのです。

除菌効果については、オゾン発生器が群を抜いています。
 

ペットの多頭飼いにも効果はあるか?

ペットの多頭飼いにも効果はあるか?

ペットの多頭飼いにも効果はあるか?


ペットを多頭飼いしているご家庭も結構おられると思いますが、その場合、ニオイはもちろん、換毛期の抜け毛や散歩に伴う体の汚れなども多くなります。そうなると、強力な脱臭と除菌が必要になるのは自然なことですよね。これまで紹介してきた3つの製品は、多頭飼いにも効果はあるのでしょうか?

いくら最近は珍しい動物をペットにする人が増えたとはいっても、やはり犬や猫がダントツ多いです。しかも1匹ではなく、数匹、あるいは犬と猫をどっちも飼っているといったご家庭もたくさんあります。人間とは違い、犬や猫は換毛期があり一定の時期になると、古い体毛が抜け新しい毛に生え変わります。実は飼い主にとってはこれも大変な作業のひとつです。

人間の体毛と違い、軽く柔らかい毛は空気中を漂い床や壁、カーテンや衣類にまで付着します。こういった浮遊している毛を取り除くのが空気清浄機です。空気清浄機は強引に室内の空気を取り込み、浄化してキレイになった空気をまた室内に出すため、抜け毛が多いペットを飼っている人は空気清浄機が最適ではないでしょうか。

ただし、多頭飼いになるとニオイも多くなるのは避けられませんよね。ですので、これまでの性能や機能を踏まえると、オゾン発生器と一緒に設置するのがいちばん効果を発揮する方法です。

もちろん、こういった機器にすべてを頼らず、ペットの体を濡らしてきつく絞ったタオルで拭いたり、定期的にシャンプーをしたりするのも大事です。ペット自体を清潔にしてあげることがニオイや病気を防ぐことにもなります。また、多頭飼いされていると、もし1匹が何らかの病気になった場合、他のペットにもすぐに移ってしまう可能性だってありますから、「清潔にする」ことを前提に飼いましょう。
 

まとめ〜結局どれがいいの?

空気清浄機・次亜塩素酸装置・オゾン発生器と3つを紹介しましたが、それぞれに得意な機能や性能を持っています。「ニオイ対策」が目的であれば、迷わずオゾン発生器にするといいと思います。もし、あなたがこの記事を読まれて「うちもオゾン発生器を購入するか…」となった場合は、業務用と家庭用を絶対に間違えて購入されないようにして下さい。それと、家庭用でもオゾン発生量が弱いものは結局あまり意味がないので、ペット臭対策のために購入するのであれば、うちも実際に使っているオゾンクルーラーという機種を購入しておけば間違いありません。

それと、多頭飼いをされている場合は、ニオイだけの問題では済まなくなってくるので、空気清浄機や次亜塩素酸装置などと併用するとさらに快適な室内空間になります。

たしかに、イニシャルコストは多少掛かります。ただ、一度購入してしまえばランニングコストはわずかな電気代のみです。。ペットのニオイを消臭・脱臭することは、一緒に暮らしている家族全員の健康を守ることにもつながります。
※ニオイのもとは菌やウイルスの増殖なので、ニオイがなくなるということは菌やウイルスが少なくなることを意味しており、衛生環境は向上します。

猫や犬に限らず、動物と一緒に過ごすことはとっても幸せなことですよね。
これを読まれた方は是非、お家の衛生環境向上にお役立ていただければと思います♪

それではまた!

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Scroll Up